Please Switch Off Your Mobile Phone
all music&words by MASAYUKI TAGUCHI



はじめに


この度は、田口真行のMP3アルバム「Please Switch Off Your Mobile Phone」を
開いて頂きまして、誠にありがとうございます。

さて、このページは音楽CDでいうところの「ブックレット」みたいなモノです。

今回のアルバム収録曲目、歌詞、解説、クレジット等、あらゆる情報を掲載しています。

音楽ファイルを再生しながら、お読みいただいて、じっくりとお楽しみください。

ちなみに、このページの情報は、Webサイトの特性上、気ままにバージョンアップされる
場合がございます。 たまに更新チェックされる事を、強くオススメします。


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音楽ファイルダウンロード


音楽ファイルは、2種類の形式(MP3・WMA)からお選びいただけます。
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【MP3ファイル】
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【WMAファイル】
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曲目


タイトルをクリックすると、それぞれの詞と曲解説にジャンプします。


00 PSOYMP 2006年
01 Fu A Ho 2002年
02 Cold Life 1999年
03 Yes,No 2000年
04 Bura Bura 1997年
05 forget me not 1998年
06 ふたり 1993年
07 BIRTHDAYS 1993年
08 COPY 2001年
09 ミサイルの友 1994年
10 うちに帰ろう 1999年


 All music & words & vocal by MASAYUKI TAGUCHI  
  *Except M-03 vocal by Miyabi Masaki*





歌詞と解説




00 PSOYMP
 

Please Switch Off Your Mobile Phone

  某DVDのBGMとして制作したものを、今回のアルバム向けに若干カスタマイズ。
「たまには携帯電話の電源を切ったりして、音楽でも楽しみましょうよ!」っていう、合図。
(2006年制作)
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01 Fu A Ho
  遠く、聞こえる声は君を今、呼ぶ声 もう迷いはせずに今すぐ、飛び込んで
  「ミュージシャンたるもの世の中の抱える問題を取り上げて、歌い上げるべきだ!」
との、他人からのアドバイスに勘違い満載で応えてみた曲が、この風営法。
ちなみに、某WebTV番組のテーマソングにもなったりしてる曲だったりして、ひっそり有名。
(2002年制作)
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02 Cold Life
  寒い、うだつ上がらず寒い
  某大手電話会社のキャンペーンソングになったり、スカパーのTV番組の主題歌になったり。
あらゆる場面で重宝された多分、代表曲。
歌詞に意味はないが、理由はある。
超、寒かった1999年の東京葛飾区で生まれたこの曲、タイアップ時に「全く伝わらないから・・・」という
圧倒的な理由で、歌詞パートはキャンセルされて、別バージョンが使用された経緯を持っている。
今回は、貴重な原曲を、圧倒的なままに収録。 歌を楽しめ、歌を。
(1999年制作)
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03 Yes,No
 

Yes! No? Yes? No!

Yes、Online No、Offline

Yes or No...But Can You Connect?

  実は、1999年頃にデビュー予定だったネットアイドルグループの為に作った曲だったりする。
アキバで叩き売られてた3980円のデジタルシンセサイザーの出力を、パソコンにブチ込んで、
コンプレッサーやらオーバドライブやらをがんがんに炊いてオケを構築し、
ソフトシンセサイザー「VIBRA」のギンギンなソロフレーズを絶え間なくのっけて完成。
結局、ネットアイドルのプロジェクトはなくなっちゃったけど、個人的に気に入ってた曲だったので、
2001年頃のモナカ(田口のバンド)で、リサイクル使用。
今回は、一番イキが良かった当時の、みやびっちボーカル版を収録。
(1999年制作)
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04 Bura Bura
 

Love 愛を帯びて、流れてく世界で

うふふ・・・今、夢が消し去ってた日を、思い出した

  シンプルで一方的なコード進行に、多様なメロディが絡む。
最終的に違和感ない仕上がりだけど、言ってることもやってる事も半ば強引であり、
恋愛的であり、ラブソングだと思う。
(1997年制作)
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05 forget me not
 

夢は何?
教えてごらん?
僕はただ君を見てるさ

大きな格好で、小さな海を渡る君、
マジで愛した

  1998年頃、初めてまともにハードディスクレコーディングして制作した曲。
使用楽器はパワーマックとマック付属マイクとアカイのサンプラーのみ。
ケーブルは減るが、可能性は拡がる・・・そんな未来に、めちゃくちゃワクワクした。
(1998年制作)
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06 ふたり
 

毎日会って歩いた並木道、風が心地よい
紅い落ち葉集めて、手のひら、瞳、輝かせて君は微笑んでいたね、
そんなゆとりが好き

毎日会って話した、さび付いたベンチに腰掛けて
表に出せない素直さ、合の手が優しく包んでる奇跡の中、
そんなゆとりも好き

  高校生の頃に作った、淡々と奏でるバラード。
所詮、楽曲の中の話。 当時この「ふたり」がどうなるかなんて、ぶっちゃけどうでも
よかったけど、急に思い出して、急に「ふたり」を何とかしてみたくなって、
2004年にリアレンジしてみた。
ピアノ主体のアレンジなのに、エレクトロな要素がチラツクのは、2001年頃のモナカを
通過してる影響かも。アンバランスだけど、妙に自分っぽいアレンジだなって思う質感。
(1993年制作)
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07 BIRTHDAYS
 

金色の夢が僕の肩に、沈む勇気熱く染めて
遠いと知ってた、昔の二人、もう一度求めて
歩き出すよ

HAPPY BIRTHDAY TO YOU 約束しかけた愛の・・・
七月、夜空きらめいてた月光、安らぎ与えてくれた

HAPPY BIRTHDAY TO YOU FOR THE LOVE
金色の夢、叶えよう

HAPPY BIRTHDAY TO YOU FOR THE LOVE
虹色の夢、称えよ...FOREVER

別れたあの日を思うと、無邪気な君の事、懐かしい・・・
時を涙に変えて、消えて行くよ

もう二度と、という気、わからない訳じゃないけど
最後のワガママ、信じて

HAPPY BIRTHDAY TO YOU FOR THE LOVE
金色の夢、叶えよう

HAPPY BIRTHDAY TO YOU FOR THE LOVE
虹色の夢、称えよ

  誕生日やクリスマスを祝う習慣って、親からもらった教育そのものだから、
そこでラブソングしてるって、なんとなく親孝行なのかもしれない。
それにしても、文字にしてみると、なんて恥ずかしい歌詞なんだろう・・・
(1993年制作)
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08 COPY
 

COPY COPY アタシはCOPY かなり、典型的な偽りのCOPY

COPY COPY アタシはCOPY? かなり典型的な、ただの複製のCOPY?

  話すと長くなる。
かつて2000年に再生したモナカは、「人前に出て何かする機会がふえる」との理由から、
まずコンセプトを明確にしてみた。
サウンド表現やグラフィック表現を、いわゆるテクノポップ指向にした理由は
「とにかく、わかりやすい」からであって、そこ深い理由や意味はなく、
こだわりだったのは、それ以前の俺たちの「魅せ方」の姿勢にあった気がする。
ステージでは、何処にでも売ってるユニクロを着て、量販店で誰もが買えるパソコンを操り、
WEBデザイナーとネットアイドルが、高貴とされるプロのミュージシャン達に交じって
人前で演奏するサマは、極端な個性とか、面白がられたり、評される事もあったりしたけど、、
結局の所、無個性の汎用をかけあわせて生まれたオリジナルなスタイルであり、
「道具は使い方次第、組み合わせ方次第なんだぜ!」って事を、
遠まわしに伝える結果に、繋がったような気がする。
市販のコピーから生まれた、オリジナルは工夫の固まりだった・・・
(2001年制作)
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09 ミサイルの友
 

アースは時を超えた、艶めくパルスの理解ある大地
アースは果てないわけ?って、言える訳もない、
わけわからん!

ミサイルの友「楽しみたくてもたのしめられずに」
ミサイルの友「未だに変われぬ意識背負い」

Wait! Wait! TAXI! Wait!

アースは愛の話し、別の知覚に美や君を見い出す
アースは愛の掟で、癒える訳もない、わけわからん!

ミサイルの友「歪な試み機密的美学」
ミサイルの友「愛していられた訳、わからん?」

アースは「Alove」後の、哀れな行き先加え生きてきた
アースは派手な言い訳で、癒える訳ない、
わけわからん!

ミサイルの友「外身は真実、内身は不可能」
ミサイルの友「True Love Song....綴ってみたければ」
ミサイルの友「楽しみたくてもたのしめられずに」
ミサイルの友「未だに変われぬ意識背負い」

  94年の初ワンマンライブの為に作った楽曲。
サウンドはかなりパロディというか、遊びに遊んでるけど、歌詞の内容は
「地球がミサイルをタクシーに乗せて家に返してあげる」っていう、ちょっとイイ話し。
(1994年制作)
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10 うちに帰ろう
 

うちへ帰ろう 君を待ってる
きっと待ってる未来がある筈

だから、うちへ帰ろう、さっさと歩いて!
たまにはちょっとだけ駆け足で、臨もう?

見えるものと小さなモノに恵まれ
声をかけて臨んだあの日々帰る

うちへ帰ろう 君をまってる
きっと待ってる未来がある筈

だから、うちへ帰ろう、さっさと歩いて!
たまにはちょっとだけ駆け足で、臨もう?

見えるものと小さなモノに恵まれ
声をかけて臨んだあの日々帰る

見えるものと小さなモノに恵まれ
声をかけて臨んだあの日々、変える

うちへ帰ろう?君を待ってる家へ、帰ろう?
君を待ってる

  エレクトリックな質感の歌謡曲は、個人的にテーマっていうか、目指すべき所なんだけど、
この「うちに帰ろう」は、そういう意味で、超好きだ。
今回、収録したバージョンは、スタジオで生ギターをかき鳴らして、
やたら楽しく歌い上げた、勢い満載のテストテイク。
音程も演奏も半ば滅茶苦茶だけど、まさに「音楽」してると思う。
(1999年制作)
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あとがき


本業のデザインやディレクションなんか比じゃない。
僕は、ずっとず〜っと昔から、音楽をやってきた。

高校1年生の頃から始めたから、今年で15年目。

誰かに教わったり、習ったわけでもなく、
誰かに、ヤレって言われたわけでもなく、

「自分の中の何かを形にしたいなぁ」って思って、
気がついたら夢中になっていた。

それが僕にとっての音楽。
今に通じる、クリエイティブのキッカケ。

 

ちなみに僕は、楽器が弾けない。

演奏した経験もなければ、プログラミング技術もない。

でも、頭で浮かんでくるメロディーとか、リフとか、歌詞とかを、
シンセサイザーやコンピュータを操って、形にする事ができた。

そうやって生まれてきたものを、例えば、友達とかに聞いてもらって、
「へぇ〜いいじゃん」って言われることが、どれだけ嬉しかったか。

友達の車のステレオに、
俺が渡したテープが入ってて、どれだけ嬉しかったか。


プロになってデビューするだけが、音楽じゃない。
だからといって、誰かに聞かせられないわけでもない。


こうやってインターネットを使って、公に伝えられる手段を手にした今、
僕はまた夢中になって、これを届けたい。

って、思っています。

2005年1月 田口 真行








お問い合わせ


田口真行オフィシャルサイト http://tagm.org



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